野菜ソムリエ直伝!
浜松野菜でつくる、簡単レシピ
Hamamatsu local food recipe
南区は遠州灘に近く、砂地の地質を生かしたサツマイモの栽培が盛んな地域。7月には早掘りの「紅高系」が店頭に並びます。ホクホクとした食感が特徴で、子どものおやつにもぴったり。紅高系は8月末頃までですが、他の品種が長く流通するので、ぜひお試しください。
今回のレシピも、野菜ソムリエプロの栗原昌代さんです。
油であげないのでヘルシーで、短時間でできる大学芋
<材料>
サツマイモ……1本(250g~300g)
三温糖……大さじ3
サラダ油……大さじ3
しょうゆ……小さじ1/3
酢……小さじ1/3
黒ゴマ……適宜
<作り方>
① サツマイモは乱切りにし、水洗いをしてクッキングペーパーなどで表面の水気をふく。
② フライパンに三温糖、サラダ油、しょう油、酢を入れ、サツマイモが重ならないように並べ、ふたをして弱火で加熱する。
③ 2分したらサツマイモの表面を返し、ふたをする。さらに2分後、もう一度サツマイモを返し、断面を揚げ焼きする(トータル6分ほど)。
④ タレがあめ色に変わったら、まんべんなくサツマイモに絡ませる。
⑤ 竹串を刺して、スーッと通ればOK。お皿にのせ、熱いうちにゴマをふる。
昌代さんのワンポイントアドバイス
カリッとした食感がお好みなら、加熱時間をさらにもう2分程度追加しても。
おいしいサツマイモを見分けるコツは、ひげ根が生えている表面があまりボコボコしていなものを選ぶのがポイントです。
栗原昌代
野菜ソムリエとして、ファーマーズマーケットで食育講座、レシピ作成、お客様への野菜の選び方、調理方法のアドバイスなどを行う。浜松の野菜の質の高さに驚きと感動を覚え、ひとりでも多くの方へその魅力を伝えることが喜び。
調理の詳しい様子は、動画で確認ください。